ライトノベル界が誇る、ギャグ小説の金字塔
皆さんこんにちは。
建築の勉強をしている友人が、車椅子の方でも快適に生活できる一軒家の設計図を描いたところ、廊下のど真ん中に柱を立ててしまいました。
バリアフリーを微塵も感じさせない友人に爆笑しました、アボカド皇帝です。
さて、今回ご紹介するのは、異世界系コメディ小説の金字塔
「この素晴らしい世界に祝福を!」です。
この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま【電子特別版】【電子書籍】[ 暁 なつめ ] 価格:660円 |
前回と同様、本日も爆笑必至のライトノベルとなっております。
原作者は暁なつめ先生。2013年に出版され、全19巻からなる長編シリーズ。
よく「笑いあり涙あり」という言葉を耳にしますが、このすばには「笑い」しかありません。冗談ではなく、本当です。
主人公は、引きこもりのニートでしたが、ある日死んでしまいます。
ここまで聞くと、「なんだ、ただの異世界転生か」と思われるでしょう。
このすばは死に方からして面白い。どんな死に方をしたのかは是非ご自身で確かめてみて下さい!
主人公が目覚めると、目の前には女神が。その女神が彼に向かって言うのです。
「異世界に行って、魔王を倒してきてほしい」、と。
本来であれば、そこで女神が主人公にチート級の能力を授けて異世界に送るんですよ。
しかし!!
このすばはここでも今までの常識を打ち破るんですね
それは……。
是非、ご自身の目で確かめてみて下さい!
アニメ化されているので、そちらを観るのもアリですね。
ここまでただただ面白いと言ってきましたが、どれくらい笑えるのか。
一部抜粋しましたので、こちらをご覧下さい。
場面は、屋敷を徘徊する幽霊から逃げようとする主人公とその仲間。部屋に入って身を隠そうとしますが、トイレがしたくて堪らない二人。極限ともいえるこの状況を打破すべく主人公は、あることを思いつくんです。
「なぁめぐみん、ちょっとドアの方向いて耳塞いでてくれ。ちょっと失礼してベランダから……」
その問題を手っ取り早く解決させようと、ズボンのベルトに手をかけながら、ベランダに出ようと……。
した俺のズボンのベルトを、行かせまいとするかの様に後ろからめぐみんが掴んできた。
「おい、何してんだよ。放してくれ、さもないと俺のズボンとこの部屋の絨毯が大変な事になる」
「行かせませんよ、何一人ですっきりしようとしてるんですか。私達は仲間じゃないですか、トイレだろうとどこだろうと、逝く時は一緒です……」
「この素晴らしい世界に祝福を! 2 中二病でも魔女がしたい!」P140~141を引用
こんなちょっとしたシーンですら面白いんですよ!!
私のオススメするラノベTop3には入りますね。
笑いすぎて腹筋がおかしくなってしまうこのすばですが、
あまりにもの人気から2019年に、
映画「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
が公開されました!
こちらはアニメ第2期の後のお話なんですよ。
第3期も決まっていますので、こちらの映画は押さえておくべきでしょう。
さて、今回は「この素晴らしい世界に祝福を」を紹介させて頂きました。
他にも「こんな面白い小説あるよ~」とかあれば、是非コメント欄にて教えて下さい!
それでは、また次回お会いしましょう。
さらば!